けさの産経新聞によれば、東日本大震災で被害を受けた宮城県の寺院から、被災者を見守ってきた観音像が盗まれたという。

 

記事によれば、観音像は約120㌢、約20㌔。約50万~100万円相当だという。どう考えても、売り払ってカネにするために盗んだとしか思われない。

 

裏返してみれば、仏像などの盗難品を取引する闇ルートがある、ということでもある。

いったい、観音像を盗んだのは、どこのどいつなのか。

 

類似の事件が続発している。

 

重要文化財などの管理体制をあらためて見直す必要がある。

 

盗まれた仏像などが海外へ渡ると、ややこしいことになる。このままエスカレートしていくと、そのうちに一般公開されている日本の文化財はレプリカに置き換えられていくであろう。

 

日本の文化財をレプリカで鑑賞するというのでは、あまりにも味気ない。

 

〔フォトタイム〕

 

隅田川その1

浅草から水上バスに乗りました。