女優の倍賞千恵子さん(71)が、春の叙勲で旭日小綬章に輝いた。その倍賞さんのモットーは、「一所懸命」だという。
「一所懸命」ということばは、賜った一か所の領地を生活の頼みとし、その所領安堵に命をかけた鎌倉武士の姿からきたものだといわれる。
そこから転じて、「ものごとを命がけですること」という意味になっている。
けさの産経新聞によれば、倍賞さんが注目されたのは、昭和38年に主演した山田洋次監督の「下町の太陽」だったという。
この映画は見たような気もするが、思い出せない。倍賞さんが歌った主題歌「下町の太陽」がヒットしたのは覚えている。
以来、山田洋次監督の映画に倍賞千恵子は欠かせない女優となった。妹のさくらのいない寅さんなど考えられないのだ。
倍賞さんが出演するつぎの作品は、山田監督の次回作「小さいおうち」だという。
山田組という一所で半世紀にわたって懸命に仕事をつづけてきた倍賞さん、その努力を認められての朗報。文句なくしあわせな女優といえよう。
〔フォトタイム〕
国立劇場その1
国立劇場は千代田区隼町にあり、最高裁判所に隣接しています。
〔フォトタイム〕
コメント
コメント一覧 (1)
いいなあ。
~あほぅ♪は一生懸命なんだよね。