どっちもどっちだと思った。国民新党が自民党にすり寄ったが、自民党執行部はすげなく肘鉄をくらわしたという出来事。

 

国民新党は民主党政権時代、ずっと甘い蜜を堪能してきた。これほどいい目をみたミニ政党は近来マレである。

 

もともとは自民党の人間で、民主党へ走ったのはそれなりに理由もあったが、なかにはポストほしさがあからさまな人もいた。

 

それをいまさら、「戻っていいですか」はたしかにムシがよすぎる。

 

きちんと禊を済ませ、それなりの礼節をもって、こいねがう恭順の姿勢が必要だ。

 

 

一方、いまの自民党執行部だって出戻りが中枢にいる。とても、「違和感を覚える」なんていえた義理じゃあるまい。

 

こういうときは、鷹揚に構えて、やさしく迎えてあげるのが大物政治家というものだ。度量が狭いというか、器の小さい人たちである。

 

〔フォトタイム〕

 

国立新美術館その1

以前、紹介したこともありますが、六本木にある国立新美術館です。