きょうの閣議で総額926115億円の2013年度政府予算案が決まった。過去最大規模の一般会計となったが、かろうじて税収が国債を超えた。

 

いうまでもなく税収がふえて、国債発行を減らすのがもっとも好ましい。

 

そういう意味で、やや上げ潮の日本丸、といったところだ。

 

上げ潮といえば、以前は自民党の上げ潮派が注目されたものだ。経済成長率を上げて税収をふやす政策を重視する人たちだ。

 

その代表格は、中川秀直さんだった

 

安倍さんは中川さんと少し肌合いはちがっていたが、第一次内閣で幹事長に起用し、上げ潮路線に向かったのは周知の通りだ。

 

安倍さんは挫折し、中川さんも出番を失い、子息にバトンタッチし政界を引退した。

 

しかし、安倍さんはよみがえった。

 

一貫して、「経済成長だけではすべては解決しないが、成長しなければ財政再建はできない」と主張してきた安倍さんは、これからいよいよ正念場を迎える。

 

〔フォトタイム〕

 

丸の内オアゾ周辺その2

真っ直ぐ行けば東京駅です。