そのなかに、<「ワンコイン検診」で日本人の健康を守る>という見出しで、「ケアプロ」という会社の29歳の社長が紹介されていた。
いま、日本では一年以内に健康診断を受けていない人が3300万人もいるという。これはなんとかしなければならない。
世の中には、医者嫌いどころか、検診嫌いという人がけっこう多い。
そのほかに忙しくて検診に行けない人もいる。嫌いな人はともかく、時間のない人がかんたんに血液検査などができれば、とても助かる。
青年経営者は川添高志さんといい、慶応大学の看護医療学部を出て、東大病院で看護師として勤務したあと、資本金1000万円で「ケアプロ」を起業したという。
川添さんは、東大病院では糖尿病代謝内科病棟にいて、検診を受けていなかった患者を多数見てきた。
「もっと早く検診を受けていればよかった」と悔やんでも、もう手遅れだ。
川添さんがいう、「ワンコイン検診のモデルは大学3年のアメリカ視察中に偶然入った大型スーパーの店舗で見た『ミニッツ・クリニック』です。医師が常駐せず、『ナース・プラクティショナー』(医療行為もできる看護師資格者)が、簡易的な健康診断と治療を通常の病院よりも安価におこなうサービスで、日本でもできないかなと思っていました」。
医師以外の医療行為を認めていない日本は、アメリカほどにかんたんにはいかない。いろいろ障害もあったようだが、ことし1月現在で累計の受診者は7万人を突破したという。
川添さんの目標は、「美容院に行くように定期的に健診を受ける社会」と、「医療後進国へ検査機器、検査技術、データベース管理のノウハウを輸出し、外貨を稼ぐ」ことだという。
日本の若者は、頼もしい。
〔フォトタイム〕
JR亀有駅その6
写真を撮ったのは昨年の夏でした。
コメント
コメント一覧 (6)
既得権益を打破する試みは、すばらしいと
思います。
医療費の高額化は、すさまじいです。
健康診断は、人間ドックまでしなくても
効果のある診断はできるので、価値は高い
と思います。
国民健康保険ですら、加入していないお方
は多いです。
病気になってしまいますと、結果、生活保護
にたよることにもなり、国庫負担は増加します。
簡単にできませんと意味がないです。
ぜひ、頑張って、日本全国に広めてほしいものです。
半蔵門線の「あざみ野」駅の構内で、案内所を見たことがあります。
サラリーマン時代には毎年1回、人間ドックに行っていたのですが(社命です)、退職してからは、疎かになっています。
このような機会を活用するべきだろうと思います。
> 自分で検査薬を薬局で買えばもっと安上がりだ。<
自分で検査薬を薬局で買えても『診察(病気の有無や病状などを判断するために、医師が患者のからだを調べたり質問したりする事様)』ができなければ、むだになりますよね、きっと…。
> そのなかに、<「ワンコイン検診」で日本人の健康を守る>という見出しで、「ケアプロ」という会社の29歳の社長が紹介されていた。
> いま、日本では一年以内に健康診断を受けていない人が3300万人もいるという。これはなんとかしなければならない。<
500円硬貨一枚では、『検察(病気にかかっているかどうかを調べるために診察・検査など行う事様)』のうち、『診察(病気の有無や病状などを判断するために、医師が患者のからだを調べたり質問したりする事様)』はしてもらえないようですね、たぶん…。
『ケアプロ中野店概要』から転載:
http://carepro.co.jp/shop/nakano.html
※医師の診察や診断、精密検査を希望される方は医療機関を受診していただくことをお勧めします。
※食後12時間以上での検査をお勧めします。
※LDL(悪玉コレステロール)は、演算のため、他の検査数値によって値が出ないことがございます。予めご了承下さいませ。
■基本メニュー
①血糖値 500円
②総コレステロール 500円
③中性脂肪 500円
④身長/体重/BMI/血圧/骨密度 500円
⑤肺年齢チェック 500円
⑥ドライアイ 500円
⑦HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー) 1,000円
<お得なセットメニュー>
⑧血糖値4項目セット(基本メニュー①、②、③、④) 1,500円
⑨HbA1c4項目セット(基本メニュー②、③、④、⑤) 2,000円
⑩脂質血液セット(基本メニュー②、③、LDL、HDL) 1,500円
⑪肝機能セット(基本メニュー①~③、γ-GTP、GOT、 GPT) 2,500円
⑫総合セットA(基本メニュー①~⑦、LDL、HDL) 4,500円
⑬総合セットB(基本メニュー①~⑦、γ-GTP、GOT、 GPT) 5,000円
文字が読めて健康に注意する人間はそのような検査は必要が無いので健康維持を実行しない人間が医者にかかって健康保険の金を無駄使いして医者の鴨になる。