菅さんはすっかり元気を取り戻したようである。それが日本のためにラッキーなのか、それともきわめてアンラッキーなのか、ひとまずそこは問わないが、とにかくすごい食欲なのだ。

 

秋ならまだしも、初夏の食欲はめずらしく、菅さんが辞任を前にしながら、ぜんぜん沈んでいないのは、たしかだ。

 

古今東西、失意にあった人で、かくも食欲のあった例は、ただの一人もいない。

 

2011629日、日本国の総理大臣は、かく食事を召された。

 

午前1159分より、永田町のザ・キャピトルホテル東急内の中国料理店「星ケ丘」で昼食(枝野幸男官房長官、蓮舫首相補佐官同席)

 

1916分より、赤坂のすし店「赤坂 石」で夕食(寺田学・前首相補佐官、首相秘書官ら同席)

 

2116分から、六本木の焼き肉店「大同苑」で夜食(阿久津幸彦・内閣府政務官、加藤公一・前首相秘書官、国家戦略室スタッフ同席)

 

2216分より、六本木ヒルズのイタリア料理店「ザ キッチン サルヴァトーレ クオモ六本木」で深夜食(伸子夫人、桜井勝延・南相馬市長ら同席)

 

官邸チームの歓送迎会でもあったようだが、それにしても、時間もたっぷりとった、みるからにボリュームいっぱいのはしご酒、いやはしご飯ではあった。

 

「しめて、いくら?」なんてケチくさいことはいわないが、すべて公開されるのを知りながらの堂々たる、はしご飯。菅さん、ひょっとしたら、たいへんな大物なのかもしれない…。

 

〔フォトタイム〕

 

隅田川テラスその4

なかなか見ごたえのある壁画もありました。