毎号、鋭い視点と的確な分析、そして大胆な提言で保守論壇をリードするスリリングな月刊誌。
大手メディアの偏向報道に立ち向かい、中国・台湾・韓国・北朝鮮ウオッチングに定評がある、知を楽しむ人のオピニオン誌です。
『正論』では皆さんからいただいたコメントを誌面で紹介しています。詳しくはこちらをご覧下さい。
隠れたオピニオンに光を
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コメント
コメント一覧 (7)
コラム・断】自費出版と「寝床」(03/20)
を拝見して、随分と偏見で物事を見ている人間だと感じました。
何故ならばこんなとこに本を出す人の九九、九%がゴミのようなもの・・という本当に書いた人を馬鹿にしているものですが、
遠い日に文学に憧れて居た人が人生で得たものを描きたくなる、それこそが真の文学だと思うのですが・・
其処に書いていられる方の多くはまったくの素人の方でも、元教師とか大学の講師とか沢山の職業の方がおらるのです・・ね。
僕は新風舎にも文芸社でも出版していますが、
そんな出版社の姿勢はどんなに本の内容が良くても、それを取り上げ世に出す、そんな事は無視する営業方針だと感じましたから、
二つとも版権を取り戻しました。
、
だから幾ら素晴らしい本でも絶対に世には出ません、
僕も「いくらこの本の内容が良くても企画には出来ません、何故ならこんな出版不況の時に無名の人にお金を掛けても会社は立ち行かなくなるからです、今は内容より話題性、あの乙武さんのような・・」
これが全ての自費の世界ですが、
だからと云って其処に夢見る人を一笑に付すのはお門違いだと思いました。
僕もこのネットで6年掛ってなんとか初版一〇〇〇部足らずを売り尽くしたのですが、再版は採算が合わないと拒否され書店で傷ついた本二五冊を送り返してそれで縁が切れましたが、
書いたものに対してでなくそうした出版業界に文句を書いて貰いたかった。
僕の本の読後感沢山いただきましたが、そのうちの少しを此処に載せますから、
投稿者: howaitopeipaa1141 2002/10/10 19:40
メッセージ: 82 / 83
読み終えました。
人はみな、幻影を追いつづけて、
永くも短い人生を、終えるのでしょうか
冬太ガ、求め続けたものは
やはり永遠の母の愛ではなかったか
わたしが父の愛を求め彷徨したように・・
永遠なるものなど、この世に何にもないのに。、
それは心の奥深くしまわれた。
思いでだけなのだろうか、
冬太の純真さや自己への厳しさ、それゆえ
自らの離別を疵つき苦しみながらも決断した冬太、
永遠の愛を得ようとしたとき、それは幻のごとく消え去ってしまった悲しみ
だが、悲しみ苦悩の中から生まれる優しさや思い遣りが、
冬太のひとつの変えがたい愛の物語として生まれたことに
未熟ながら、拍手をおくりたい、
生き得る限り、人は幻影を追い幻影の中で生きるのかもしれない
そんな気が致しました
どんな苦しみも悲しみも、時はいつか美しい思い出に変わるのですよね
そうで無ければ生きるには、余りにもつらすぎる
こんにちは☆ 2005/10/ 6 16:31 [ No.2015 / 2016 ]
投稿者 :
jsansan_e
以前、一人さんの本を購入したと書いた者です。
感想遅くなりました。
『幻影の彼方で』偶者の楽園より
を読んで・・・
全体的な感想を述べさせていただければ、
叶わなかった想い(愛する人達、恋しい人達)で溢れた小説であるということ。
男としての自分の生き方に対しての葛藤。
愛する女性を自分では幸せに出来ないと去る心の寂しさと、その愛に進め無かった心のやり場にもがく主人公。(一人氏)
根底には母恋しやの想いがあり、理想の女性を求める姿とだぶる。
誰しも叶わない恋は美しく心に刻み附いているのではないでしょうか。
そんな邂逅の気持ちがよく表された小説で、自分探しを人は一生するものだなという感がします。
自分の人生の総括の意味を込めて、一人氏がこの小説を著したかった想いはこの小説の随所にかいま見えました。
小説の主人公の自分、今まで抱えていた想いをそこにすべて書き記し、世に出せた。
それも一つの幸せと言えるのではないでしょうか・・・。
例え、叶わなかった事柄・想いであろうと。
感想なんておこがましい事ですが少し書きますね。冬太の幼い日 母親との別離 それが一番の痛手だったのでしょうね。それが人間不信に繋がり 寂しさが空しさに替わり 死も恐れない そんな何処か虚無的な青年へと為って行ったのでしょうか。生きる事への執着のなさ 女の人への憧れと少しの不信感 突き詰めて物事を考える聡明さが 凄いです。 若い青年の写真は 貴方なんですね。好きと言う事は 全てを忘れさせるのに冬太は 何処か先々の事まで考えて踏み込めない
愛って もっと貪欲で自分勝手な所も有ると思うんです。容子には それが欲しかったのでは?
従姉妹だろうが 好きだったら 求めて欲しい~。女の気持ちはもっと率直なのでは無 いでしょうか・・
初めまして 投稿者:ようこ 投稿日: 8月26日(火)16時26分19秒
「なぜ生きる」、という、題名にひかれて読み始めた者ですが、実は、私の名前が‘容子‘といい、思わず「幻影の彼方で」と「漂流」を取り寄せて読ませていただきました。
どちらの本も、読めば読むほど、何か不思議な感じのする‘文体‘でした。うまく書けませんが、畳み込むような、知らないうちに文の中へ引き込まれていくような…。自分と同じ名前だからかもしれませんが、最後の容子さんとの‘氷解‘?は、こちらも、ホッとしました。
幻影の彼方で、読みました。 投稿者:J 投稿日: 3月16日(火)00時11分10秒
Yahoo!掲示板で知り合ったものです。
あのスレはなくなってしまいましたね。
『幻影の彼方で』取り寄せて読みきりました。
ベストセラーにはならないと思うけど、力作、名作でした。
文章力も申し分なく、深く人生について書かれておりました。
小説のような長文を書くことが苦手なJは吉街さんを尊敬します。
長々と失礼しました。
わたしの知り合いも、文筆には関係のない職業でしたが、一念発起して本をだしました。ほんとうに、よく頑張ったと思います。本をだすことは、人生における大事業だと思います。
ついでに無差別殺人の若者の心の闇について僕も同じような時期があったので書きましたので・・。
そういえば俺が最初に人生を捨ててのたうちまわっていたのは確か16のころだった。
この世に描く夢と現実のはざまには唯虚しいものしかながれていなかった。
極貧と父と継母の何時ものののしり合いの中俺は唯ひたすら小説の世界に逃げ込んだ中学の頃、
そこで得たのは計り知れない程の人間世界への夢だったが・・、
こんな貧しい少年の行く道は知れている、
学門にも夢はなく唯空想の中に生きていた俺に一つの救いが表れた。
それが人を好きになる!
仄かな恋、淡い恋、
でも愚かな少年にはたったほんの小さなひとつの出来事でも全てが絶望に変わる・・なんとも幼い心、
そんなほんの少しのことから人生が全て終わった!
やがて心は闇に支配され、それを忘れる為に薬の世界に・・、
そして量を増やし意識を飛ばし後はこの世からオサラば、サラバ!
それがせめてもの我が心に宿る神への復讐・・と、
笑いたくなるような妄想も純なる魂には切なる思いなのだが・・
でも結局神への復讐はできずに後にその神の罰を味あう運命となり、今だ此処に遠き日のペシミストは流れているのだわ、
だから、夢を追うその心が途切れた時にその挫折感が支配する・・それは分かる・・だったら、俺とおんなじ自殺の道を選んでほしいと、願わずにはいられない・・。
どうも”自由”の匂いがしないですから。