「歴史は繰り返すって言います。金正日も噂では、金日成を暗殺して、今の地位についたとか・・・。ならば、金正男も、金正日を暗殺するかも・・・。無論、金正日も、自分がしていれば、警戒しているでしょう。果たして、どうなりますのですか?」(5月1日、呂尚)

ずいぶん、物騒なコメントですが、金正日については、父親暗殺の嫌疑がささやかれているのはたしかですね。本誌先月号で萩原遼さん(ジャーナリスト)が、「金正日、金日成を殺す!」という文書があることを紹介しています。

金 日成といえば、いま発売中の『正論』6月号で、若宮清さん(ジャーナリスト)が、金丸訪朝団の内幕を書いています。若宮さんは、金丸訪朝団に深くかかわっ ていました。金丸という政治家の素顔が、みごとに描かれています。で、金丸訪朝団の成果ですが、金日成のほうが、一枚上手でした。

けさの朝日新聞によりますと、「週刊プレイボーイ」(集英社)の発売日が1日早くなって、「週刊現代」(講談社)、「週刊ポスト」(小学館)と同時発売になったそうです。

「だから、どうしたの?」といわれそうですが、雑誌編集者にとって、発売日というのは、関心があるものなのです。「週刊プレイボーイ」は、「週刊現代」や「週刊ポスト」とは異質な、若者むきの誌面づくりで読者をひきつけてきました。

同時発売は、「週刊現代」や「週刊ポスト」と同じ路線への転換を意味しています。月刊誌の競争も激しいですけれど、週刊誌はもっときびしい。

とにかく部数の落ち込みがひどいのです。日本ABC協会の調べによる昨年7月から12月までの半期の3誌の平均実売数は、こうなっています。

「週刊現代」約49万部、「週刊ポスト」約44万部、「週刊プレイボーイ」約29万部。

朝日によれば、6年前の同期と比べると、「週刊現代」が約15万部、「週刊ポスト」が約22万部、「週刊プレイボーイ」が約13万部もへっているとか。

う~ん。ここまで落ち込んでいるとは知りませんでした。

ニュース性を強めて強豪2誌に挑戦する、「週刊プレイボーイ」のこんごに注目していきたいと思います。

(5月2日のアクセス数1713件)

〔フォトタイム〕

大横川の桜その4

黒船橋付近の桜です。