2014年01月

131日の朝日新聞によれば、<公費を使った接待や贈り物の「付け届け」文化も追い風に伸びてきた中国の高級品消費が、急ブレーキを踏んでいる>という。いうまでもないが、習近平政権のぜいたく禁止令のためだ。

 

中国に「天価月餅」ということばがある。途方もなく値段が高い月餅という意味だ。

 

8年ほど前、ジャーナリストの莫邦富(モーバンフ)氏が新聞のコラムで友人の政府高官からミニ版の「天価月餅」をもらった話を書いていた。

 

巨大な金箔の化粧箱が上下2段に分かれ、月餅のほかに高級ワイン2本が入っていたという。

 

その政府高官は、「もらいものですが、中国社会の最新事情を知る教材だと思って下さい」といって渡したという。

 

月餅、じつは高級ワイン2本なんていうのは、かわいいものだ。金銀の食器から金貨、現金もマレではない。

 

しかし、それは過去の話になりつつある。

 

いまや月餅はむろんのこと、白酒とか上海ガニなどのお馴染みの贈答品市場がバブル崩壊に見舞われている。

 

習近平政権は、極度に民衆の反感を恐れている。党や政府、国営企業の幹部が公費で派手な消費を繰り広げ、高級品の贈りものを受け取っていた時代はどうやら終わりに近づいたようだ。

 

〔フォトタイム〕

 

鍛冶橋交差点その5

周辺には高層ビルが立ち並んでいます。

 

 

AO入試とは、論文や面接を中心に合否を判断する入試方法。そのAO入試の1期生として早稲田大学理工学部へ入った小保方(おぼかた)晴子さん(30)が、まったく新しい万能細胞、STAP細胞の作製に成功し、世界中の注目を浴びた。

 

個性的な人材を育成するために鳴り物入りで始まったAO入試システムだが、その後、撤退する大学もあってその是非が問われているなかで、ついにAO入試本来の目的に沿った人材がドラマチックに頭角を現した。

 

超秀才はともかく、難関校を突破するには、あるていどの受験のテクニックが必要だ。一芸にひいでた才能を、そんなことで時間の無駄遣いに追いやるのは得策ではない。

 

第二、第三の小保方さんを輩出するためにAO入試の利点を見直し、全国規模で才能の発掘に取り組んでほしいと思う。

 

小保方さんは、負けず嫌いでこだわりの強い性格だという。協調性を重視する官庁や大企業むきのタイプではないが、研究開発にはこういう人たちが欠かせないのである。

 

〔フォトタイム〕

 

鍛治橋交差点その4

近くのビルの広場に喫煙コーナーがありました。

 

 

 

ネット上で流通している仮想通貨、ビットコインは、Satoshi  Nakamotoと名乗る人物が発案し、2008年、ネット上に公開したことから始まった。

 

サトシ・ナカモトとは、日本人なのか。まだだれなのか、特定されていないが、ビットコインを発案した目的を国家から独立した通貨をつくること、としている。

 

121日夜に放映されたNHKの「クローズアップ現代――仮想通貨vs.国家 ビットコインの衝撃」によれば、その考え方に賛同した世界中のプログラマーによってつくられたのが、ビットコインだという。

 

NHK取材班は、世界中の100人以上のプログラマーがかかわった開発のなかで中心的な役割を担っていたといわれるアメリカ在住のギャビン・アンドリーセンさん(47)に話を聞いていた。

 

アンドリーセンさんは、「ビットコインでは主導権は政府や銀行ではなく、利用者にあるのです。民主主義的なおカネだからこそ人を動かす力があるのです」と語っていたが、半面、価値が乱高下し投機の対象になりやすく、犯罪にも利用されやすい。

 

中国政府は、急速に拡大するビットコインを警戒している。

 

アメリカでは最近、違法な薬物取引サイトの利用者にビットコインを提供したとしてビットコインと現金を交換する会社経営者らがマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで訴追された。

 

おそらく、これは氷山の一角にすぎないであろう。

 

ビットコインは匿名性が高く、このようにマネーロンダリングに利用されるケースはますますふえると見られている。

 

〔フォトタイム〕

 

鍛治橋交差点その3

このまま真っ直ぐ行けば、左手に東京駅八重洲口が見えてきます。

 

 

128日の産経新聞「話の肖像画」で、元シャープ副社長の佐々木正さん(98)がスティーブ・ジョブス氏と孫正義氏との出会いを語っていた。ジョブス氏も孫氏も失意のときであった。

 

孫氏は、佐々木さんを恩人という。「話の肖像画」を読みながら、なるほど佐々木さんのような人をほんとうの恩人というのだな、と思った。

 

<――ソフトバンクを創業した孫正義さんとの出会いも会社の垣根を越えたものだった。

 孫君はアメリカの留学先から帰国して、わたしに会いに来ました。まだ19歳で少年の面影が残っていたかれは風呂敷から自作の翻訳機を出して、「これを見てほしい」と。松下電器産業(現パナソニック)などに持ちかけて断られたという。しかし、よくできており、「これは行ける」と翻訳ソフトを1億円で買い取ることにしました。

 

さらにかれはその後事業に失敗し、1億円が必要になったと相談にやってきました。銀行に、「わたしの自宅を担保に入れて保証するから」と融資を依頼し、最終的に銀行の信用貸しで借りられることになりました。かれはその資金で会社を再スタートさせました>

 

まかり間違えば、自宅を失うかもしれないのに、人助けをする。当時の孫正義は、話題の人などではなかった。

 

成功した孫氏のイメージがあまりにも強いので、失意の時代の孫正義というのが咄嗟に思い浮かばない向きもすくなくないと思う。

 

佐々木さんは、若き日の孫氏のどこに魅力を感じたのだろう。

 

佐々木さんはいう、<わたしは冷静にかれの潜在的な能力とビジネスの可能性を判断しただけなんです。孫君に「恩人」といわれると面はゆいですね>

 

だれよりも早く未来のソフトバンク創業者の潜在的な能力を見抜いた、元シャープ副社長の眼力には脱帽せざるを得ない。

 

〔フォトタイム〕

 

鍛治橋交差点その2

この交差点にあった鍛治橋の由来が書いてありました。

 

 

127日の産経新聞によれば、チャン・ソンテク(張成沢)の義兄、チョン・ヨンジン(全英鎮)キューバ大使夫妻らチャン・ソンテク親族の大半が処刑されたと韓国の聯合ニュースが報じたという。

 

聯合ニュースの報道によると、チャン・ソンテクの甥にあたるチャン・ヨンチョル(張勇哲)マレーシア大使もピョンヤン(平壌)で銃殺されたとか。これだけでもゾッとするのに、消息通の話では、マレーシア大使の2人の息子も処刑されたというのだ。

 

それだけでは話は終わらず、チャン・ソンテクの亡くなった2人の兄の子どもや孫まで、「直系の親族は全員処刑された」というのだから恐ろしい。

 

チャン・ソンテクには、軍人の兄が二人いた。長兄のチャン・ソンウ(張成禹)は朝鮮人民軍の次帥まで出世したエリートで、ラングーン事件の総指揮をとったといわれる人物だ。

 

次兄のチャン・ソンギル(張成吉)は朝鮮人民軍の第10軍団の政治委員をつとめた。政治委員というのは、日本では馴染みがないので誤解されているが、中国の人民解放軍と同様、司令官と同格である。

 

チャン兄弟の子どもや孫まで抹殺されたのが事実なら、これをどう解釈すべきなのか。逆襲を恐れてキム・ジョンウン(金正恩)はノイローゼになり、常軌を失ったのか。

 

それもあるだろうが、中国へのすさまじいまでの敵意がそこに感じられるのではあるまいか。

 

実際、産経新聞は同じ紙面で、キム・ジョンウンが指示したという、「中国の犬狩りを無慈悲に進めよ」という情報を伝えている。

 

ちなみに「中国の犬」とは、キム・ジョンイル(金正日)時代から秘密警察内で使われてきた中国への内通者を指す隠語だという。

 

〔フォトタイム〕

 

鍛治橋交差点その1

内堀通りがあれば、ご覧のように外堀通りもあります。その標識の近くにあるのは、「鍜治橋跡」を説明する掲示板です。

 

 

 

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