2013年12月

1231日の産経新聞は、習近平国家主席が新設される全面改革指導小組の組長に就任することが決まったと報じた。

 

北京の矢板明夫特派員によれば、全面改革指導小組は内政や金融、司法などの改革をすすめる新組織で、李克強首相が主導する国務院の仕事と多くの部分で重なっているという。

 

またしても、ナンバー2の李克強氏は習近平氏に自分が担当する分野を奪われることになってしまった。

 

「またしても」といったのは、先般、新設が決まった国家安全委員会が本格的に動き出せば、国務院の仕事はどんどん国家安全委員会に吸収されかねないからだ。

 

習近平氏がトップとなる国家安全委員会の守備範囲は、中国の安全、安定、安心にかかわることのすべて。ということは、国務院などはすっぽりと国家安全委員会に入ってしまう。

 

これでは李克強氏の裁量は大幅に制限されたも同然だ。もともと李克強氏が属する胡錦濤グループと習近平グループは相いれないところがある。

 

習近平氏とナンバー2の微妙な関係は、2014年における中国政界の最大の注目点といえよう。

 

〔フォトタイム〕

 

JR東京駅八重洲口「グランルーフ」その2

前方の階段を上がっていくと、歩行者デッキ(通路)があります。

 

 

中国共産党政権は、これぞと思う外国の要人を徹底的に優遇する。同時に、自分たちの意向に従わない外国の要人を徹底的に冷遇する。

 

こういう極端な差別は、程度の差はあっても中国共産党政権の専売特許というわけではない。

 

中国共産党政権のしたたかさは、いったん白羽の矢をたてた要人は、現役を退いたあとも、以前とそん色ないほどに大切にすることだ。

 

これは中国共産党政権の中枢にいたスタッフが著書で述べていることだが、「現役時代に中国のために貢献すれば、引退したあともずっと優遇される、という実例を各国の現役の要人にみせつけるためだ」というのだ。

 

中国が鳩山さんをことのほか大切にするのは、各国の要人むけのプロパガンダの意味があるからなのだろう。

 

〔フォトタイム〕

 

JR東京駅八重洲口「グランルーフ」その1

東京駅にまた見どころがふえました。こんどは八重洲口のほうです。

 

 

いま世界でもっとも注目されている兄弟の関係といえば、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)第1書記と異母兄のキム・ジョンナム(金正男)であろう。キム・ジョンウン体制は親中派のチャン・ソンテク(張成沢)を粛清することで中国のメンツをつぶした。

 

老獪な中国がこのまま黙っているわけがない。いずれ陰湿な方法でキム・ジョンウン体制にお灸をすえる可能性はそう低くあるまい。

 

そのとき、中国の切り札になりかねないのが、キム・ジョンナムだ。

 

200966日、キム・ジョンナムはマカオで日本テレビ系のNNNのインタビューに応じた。そのとき、後継者に決まった異母弟のキム・ジョンウンについてこう答えている。

 

――弟が後継者に?

「それのことについては、メディアの報道で知っています。たしかともいえないし、ちがうともいえません」

 

――報道についてどう思いますか?

「それは父の判断です。父が判断をくだせば、たぶん弟は北朝鮮のつぎのリーダーになれるでしょう」

 

――弟は、父上によく似ていますか。

「そう思います。それは、父が弟を後継者に指名する理由のひとつです。父は、弟を気にいっています」

 

――あなたは、後継者にならないのですか。

「わたしは、後継者問題のなかにいたことはないし、これからもかかわることはありません。わたしは、幸運な人間と思います」

 

――決定はいつですか?

「わかりません。わたしはマカオにいますから」

 

――あなたのスタッフが粛清されたことは?

「知りません」

 

――亡命説が流れているが。

「それはデタラメな話です。わたしは、北朝鮮から亡命してなどいません。わたしは、まだ北朝鮮に住んでいます。中国とマカオは。旅行しているだけです」

 

――北朝鮮が核実験やミサイル発射をする理由は?

「このような質問は、わたしではなく、父か弟にすべきです。すみませんが、このような質問には答えられません。わたしは、政治的な問題には、いっさいかかわっていませんから」

 

――さいごに弟に会ったのは?

「覚えていません」

 

――何年も前ですか。

「覚えていません」

 

 ――弟のことは好きですか。

「かれは、弟です。もちろん、弟は好きですよ。わたしが、弟を嫌えると思いますか。それは不可能なことです」

 

――弟は、どんな性格ですか。

「すみません、ノーコメントです」

 

おそらくキム・ジョンウンとキム・ジョンナムは、まだ会ったことはないと思う。

 

〔フォトタイム〕

 

皇居 桜田二重櫓その7

日本の重厚な伝統を感じさせる、すばらしい風景です。

 

 

ある会合の雑談で、「北朝鮮のナンバー2といわれた3代目の後見人が処刑されたけれど、いまはだれが北朝鮮のナンバー2なのか」という問いが出た。

 

これは、けっこう難問である。

 

というのは、銃殺されたチャン・ソンテク(張成沢)をナンバー2と呼んでいいのかどうか、この問いの前提自体にかんして議論が分かれるからだ。

 

北朝鮮のような独裁国家では、そもそもナンバー2が存在し得るのか、という見方にはそれなりの説得力がある。

 

ただ、キム・イルソン(金日成)時代の後半、北朝鮮にはれっきとしたナンバー2が存在した。いわずと知れたキム・ジョンイル(金正日)だ。

 

そういえば、19721228日は、キム・イルソンが首相から主席になった日である。

 

〔フォトタイム〕

 

 

皇居 桜田二重櫓その6

桔梗門が見えます。

 

 

 

九段下の靖国神社へ行くと、若者たちの姿をよく見かける。靖国は、年配者がお参りする神社と思っている人たちがすくなくない。

 

しかし、いまや大半の参拝者は戦後生まれである。なかでも平成生まれがどんどんふえていて、靖国に対するイメージも変わってきている。

 

そういう時代の流れのなかで、中韓寄りの姿勢で安倍晋三首相の靖国参拝に反対する大手メディアに対して若者たちの多くは違和感をいだいているのではないか。

 

それが読者離れ、視聴者離れまで直結しかねないことに、おそらく大手メディアの販売・営業サイドはおそれているにちがいない。

 

しかし、メディアの主流は編集・報道部門であり、販売・営業サイドは口が裂けてもそういう不安は言いだせない。

 

ことほど左様にメディアの世界というのは、窮屈なところである。

 

〔フォトタイム〕

 

皇居 桜田二重櫓その5

前方は大手町、竹橋方向になります。

 

 

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