2013年10月

1031日はハローウィーンだという。なぜ、1031日なのか。子どもや孫に聞かれるかもしれないので、そっと教えましょう。と、偉そうなことをいったが、以下は、けさの産経新聞生活面に載った記事。

 

<ハローウィーンは、2千年以上前の古代ケルト人の秋の収穫感謝祭が起源とされている。1031日は一年の終わりの日で、その夜に死者の霊が親族を訪ねたり、悪霊が作物を荒らしたりすると信じられていた>

 

<それから、収穫を祝い、悪霊を追い出すようお祭りがおこなわれるようになったといわれる>

 

毎年、この時期になると、一般家庭の戸口などにも仮面やカボチャ細工がお目見えするが、年々、その数がふえ、飾り付けも賑やかになっている。

 

 

聞くところによると、若者たちのハローウィーン・パーティーもやはり年々、盛り上がっているそうだ。

 

ハローウィーンといえば、仮装。子どもも大人にも、変身願望がある。年齢、性差を超えて魔女になりたい人だっているだろう。

 

日本ではなかなか根付かなかったハローウィーンが、これからはどんどん受け入れられて、クリスマスのように一般家庭に定着していくのかもしれない。

 

そうなるまでに苦労した業界と仕掛け人がどこかにいるのだろうが、社会行事とお祭りは多いほどよい。

 

ハローウィーンで、カボチャを筆頭にオレンジ色の商品とか、関連グッズなどがどんどん売れるなら、経済の活性化にもつながるのだ。

 

〔フォトタイム〕

 

渋谷「イメージフォーラム」周辺その7

青山通りの路地には、それぞれに趣きがあります。

 

 

 

予想通り25日、2審で元重慶市党委書記、薄煕来(はく・きらい)被告(64)の無期懲役が確定した。中国の裁判所(2審制)は中国共産党のコントロール下にあるのだから、よほどのことがないかぎり、上訴審でくつがえることはない。

 

1審判決があった922日、長袖の白いシャツ、黒いズボン姿で法廷に立った薄煕来は時折、笑みを浮かべていた。

 

長身の薄煕来に付き添う警護の制服2人は、薄煕来よりさらに背が高かった。あきらかに薄煕来の背を低く見せるために、大男の制服を選んだのだ。

 

2審判決の1025日も、薄煕来より長身の制服が両側に立った。

 

一方、ジャンバー姿の薄煕来も1審判決のときと同様、不敵な笑みを浮かべていた。かれもまた、自分の姿がメディアで報じられるのを意識していた。

 

あの余裕のある笑みは、習近平政権にとっては気になるところであろう。薄煕来裁判は終わったが、薄煕来の戦いは終わっていない。

 

〔フォトタイム〕

 

渋谷「イメージフォーラム」周辺その6

まっすぐ行けばJR渋谷駅東口です。

 

 

リクルートが発行する「WORKS1011日号で元プロ陸上選手の為末大(ためすえ・だい)氏が400㍍ハードルを選んだ理由を語っていた。

 

為末氏はシドニー、アテネ、ロンドンと3大会連続オリンピック出場を果たした400㍍ハードルの日本記録保持者。

 

中学3年のとき、ジュニアオリンピックの200㍍で当時の日本中学記録を更新した。そして高校3年の秋、400㍍ハードルに転向した。転向の理由を為末氏はこう語っている。

 

「自分はどんなに努力しても短距離走では世界に勝てないと思いました。では、どうすれば世界で勝負でき、生き抜けるのかと戦略を練り、400㍍ハードルへの転向を決意したんです」

 

高校生の為末少年は、400㍍ハードルは体格の不利な日本人が勝てる「ニッチな種目」と分析した。

 

「競技人口がすくなく、陸上競技で一般に活躍が目立つ黒人選手もあまりいない。また、ハードルは踏切地点に正確に足を合わせることがポイントなのですが、ぼくには世界レベルの選手でも無駄な動きをしているように見えました。技術や戦略を工夫すれば、自分がメダルを獲るのも夢ではないと考えたのです」

 

実際、為末選手は世界陸上選手権大会で銅メダルを2度も獲得している。

 

それにしても黒人選手の層が薄い、という高校生のときの着眼点はすごい。

 

リクルートワークス研究所の大久保幸夫所長によれば、為末氏は、「ハードルを練習するグラウンド環境が整備できるのは先進国だけ。そのためアフリカ勢の脅威にさらされない」とも語ったという。

 

こういう為末氏の戦略的発想は希少価値があって、なかなか得難いと思う。

 

〔フォトタイム〕

 

渋谷「イメージフォーラム」周辺その5

これは青山通りですね。

 

 

24日の朝日新聞夕刊によれば、ドイツ政府は23日、メルケル首相の携帯電話がアメリカ情報機関に盗聴されていた可能性が高いとして、メルケル首相がオバマ大統領に説明を求めたことをあきらかにしたという。

 

これはドイツ政府のザイベルト報道官が発表したもので、メルケル首相はオバマ大統領に電話で、「ドイツとアメリカのような長年の友人の間で、このような監視があってはならない」と抗議したとか。

 

現代は、地球規模での総盗聴時代である。

 

結局、世界の要人のなかで、アメリカ情報機関の盗聴の対象になっているのは、相当な数にのぼるということである。言い換えれば、盗聴の対象になっていない要人は、要人として認められていないということであろう。

 

むろん、安倍晋三首相もアメリカ情報機関の盗聴の対象となっていると思われる。安倍さん自身は、証拠があるなしにかかわらず、当然、盗聴されているかもしれない、という前提のもとで行動しているはずだ。

 

それは、アメリカのみならず、中国やロシアなどの情報機関を含めた話であるのはいうまでもない。

 

〔フォトタイム〕

 

渋谷「イメージフォーラム」周辺その4

すぐ近くに青山学院大学があります。

 

 

23日の日本経済新聞に、<勘ちがいだらけの年金分割>という記事があった。その気のない人には、まったく関心のない記事。しかし、ひそかに離婚を考えている女性にとって年金分割は最大の関心事のはず。参考までに記事を紹介しておこう。

 

いずれも詳細に説明されているが、ここで引用するのはほんの一部である。

 

勘ちがい・その1 夫の年金すべてが分割対象になる。

――ちがいます。企業年金は対象外。

 

勘ちがい・その2 専業主婦なら夫の年金は無条件で2分の1もらえる。

――ちがいます。適用されるのは20084月から離婚するまでの期間の夫の標準報酬総額に限定されている。

 

勘ちがい・その3 分割されるのは夫の年金のみ。

――ちがいます。妻のほうが夫より多ければ、逆の場合もあり得る。

 

勘ちがい・その4 分割された年金はすぐ受け取れる。

――ちがいます。いくつかの条件をクリアしたうえ、年金事務所などに請求しなければならない。

 

勘ちがい・その5 元の夫が亡くなったり、自分が再婚したりすると、分割された年金は消滅してしまう。

――ちがいます。元の夫が亡くなったり、自分が再婚しても、消えることはない。

 

詳しく知りたい方は、図書館などで同紙をどうぞ。

 

〔フォトタイム〕

 

渋谷「イメージフォーラム」周辺その3

さすが青山、あちこちに高級美容室がありました。

 

 

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