2013年10月

31日の園遊会で陛下に手紙を渡した参議院議員の山本太郎氏の非礼な行為にアゼンとした。この人は果たして国会議員としての見識があるのだろうか。

 

見識といえば、31日の夜7時のNHKニュースは、山本議員の園遊会の一件を無視したが、そのNHKに一流メディアの見識を感じた。

 

NHK報道局の冷静な判断にホッとした。まだまだ日本には救いがある。

 

山本議員はあきらかにメディアで報じられることを意識して、非常識な行動に出た。山本氏は、訴えることが正義であれば、なにをしても許されると思っているのだろう。

 

国会議員なのだから、訴えるなら、国会の場で訴えるのが筋である。その機会がないのなら、政府のしかるべきところに直訴すればよい。

 

そういうことがわかっていないのだから、困ったものだ。わかっているのは、どうすれば、メディアが騒ぐかということ。

 

 

いってみれば、確信犯のような人物の、ルール違反の政治的アピールは無視するにかぎるのだ。そうしないと、山本氏のような、目立ちたがり屋が続出し、収拾がつかなくなるからだ。

 

あすの新聞などは山本氏の一件をどう報じるのか。メディアそれぞれの見識が問われている。

 

 

警視庁は1029日、出産直後の次女を公園に捨てたとして30代前半の夫婦を保護責任者遺棄容疑で逮捕した。

 

ホステスの妻(31)は、4人産んだ子どものうち、長男と長女も出産直後に捨てたと供述している。まったく、鬼のような夫婦だ。

 

子どもの虐待がエスカレートしている。もはや児童相談所では手におえない段階にきている。

 

1031日の産経新聞によれば、貧困や育児放棄などを理由に住民登録しなかったり、登録地に住んでいなかったりする居所不明の子どもの問題に歯止めがかからないという。

 

1年以上の居所不明の小中学生が、ことし5月時点で669人もいるという記事に驚いた。

 

ここはやはり警察の出番であろう。

 

悲鳴をあげている子どもたちをみつけ、あるいは救出するために、どういう対策をとるべきか。警察を中心に関係各局が本格的な実態調査に乗り出してくれることを期待したい。

 

〔フォトタイム〕

 

東京メトロ銀座線浅草駅地下商店街その4

地上に上がれば、目の前に松屋浅草店が入る東武鉄道浅草駅ビルがあります。

 

 

海外へ出掛けた際、ほとんどの人が、到着した空港の入国審査待ちでイライラした経験があると思う。

 

到着便が重なったときとか、アクシデントがあったときは仕方ないが、いかにものんびりした入国審査にうんざりしながら付き合う羽目になったことも何度かある。

 

では、日本はどうなのだろう。

 

成田国際空港広報部が発行する「GREEN PORT REPORT」10月号で、入国審査官が入国審査をスムーズに進めるための工夫などを語っていた。

 

取材を受けたのは、年間約3000万人が利用する成田空港で入国審査官をつとめる戸田亜里沙さん(東京入国管理局成田空港支局)。

 

<業務中、つねに心がけているのは、「並んでいる旅客を長時間待たせないこと」>

 

外国人の上陸審査は、パスポートにスタンプを押すだけの単純作業ではない。複雑な業務をすばやくこなしていかなければならない。

 

申請人の指紋と顔写真の提供を受け、旅券と入国カードの確認および口頭質問をおこない、入国を認めるか判断する。

 

<審査待ち時間は20分以内と目標を掲げているので、すこしでも時間を短縮できるように、審査カウンターに来る手前で旅客の顔を確認し、旅券チェックの時間を短縮するなどの工夫をしている>

 

なるほど。さすが日本人、時間を少しもムダにしていない。と思ったが、いわれてみると、外国によっては、審査カウンターへむかうとき、じっと見つめられたことが何度かあった。

 

なにか睨みつけられたような感じがしたが、あの時点で顔を確認されていたというわけか。

 

不審な点があった場合、どうするのか。当然、待ったをかけることになるが、入国審査官は上陸拒否を直接決めることはできない。その場合は、特別審理官が当人を別室で口頭審理し、上陸の可否を判断する。

 

不法入国を阻止する入国審査官には、鋭い観察力と冷静な判断力が求められる。そのためには、世界各国の情勢に精通していなければならない。

 

<事前に各国の政治や経済情勢を知っておくことで、不法入国を防ぐ足がかりになることもあるという。国の情勢が悪いときに観光が可能なのか? などあらゆる角度から想定していく>

 

入国4年目を迎えるという戸田亜里沙さん、偽変造と疑われる旅券などの鑑識をおこなう偽変造文書鑑識の担当でもある。

 

〔フォトタイム〕

 

東京メトロ銀座線浅草駅地下商店街その3

60㍍ほどの地下商店街に20軒ほどが連なっています。

 

 

 

 

 

5人の死亡者を出した天安門の車突入事件は、ウイグル族の関与が濃厚となって習近平政権は苛立っている。

 

天安門に突っ込んだ4台の四輪駆動車は、すべて新疆ウイグル自治区のナンバーだった。すぐにメディア規制が始まって、ツイッターなども刺激的なことばは当局によって削除されている。

 

中南海は、極度に緊張しているにちがいない。中国共産党のメディア規制は、ますます強まるだろう。

 

「ニューズウイーク日本版」11月5日号に、<中国の対メディア世界戦争>という記事があった。これは国際メディア支援センター(CIMA)から発行された「中国の検閲の大きな影――共産党のメディア規制が世界の報道機関に与える影響」という報告書を紹介した記事。

 

それによれば、中国共産党はみずからが不適切と見なすニュースが報じられるのを防ぐため、主に4つの戦略をとっているという。

 

その1.まず、国内外の中国政府当局者を使って直接取り締まる。取材活動の妨害や、「反抗的な」報道機関に対する報復措置がこれに当たる。

 

その2.経済的なアメとムチを駆使する。中国に支局や事務所のある報道機関のうち、従順なメディアに広告を取りやすくするなどの優遇措置を取り、手なずける。

 

その3.広告主や衛星放送の通信衛星業者、外国政府に圧力をかけて、問題のメディアを間接的に締め上げる。

 

その4.外国報道機関のウェブサイトに対するサイバー攻撃。

 

中国共産党政権にとって、天安門はもっとも神経をとがらせているところ。その敏感なところで発生した今回の事件に対して、北京の当局者はメディア規制を総動員して対処しているはずだ。

 

〔フォトタイム〕

 

東京メトロ銀座線浅草駅地下商店街その2

東京メトロ銀座線は浅草駅と渋谷駅を結び、この地下街はもともと地下改札口から新仲見世商店街に抜ける近道としてつくられたそうです。

 

 

 

 脱走兵、脱走囚と脱走する人間の行動はスリリングなのか、よく映画の題材となっている。しかし、収容所や刑務所のような囲われたところから逃げ出すのは人間ばかりではない。

 

この手の脱走の件数からいえば、圧倒的に動物のほうが多い。

 

しかも、つねに危険がいっぱいだ。

 

28日夕の朝日新聞によれば、この日午後3時すぎ、岐阜県笠松町の地方競馬場から2歳の牝馬(ひんば)が脱走した。厩舎から調教のため競馬場へ連れてこられた競走馬が、本馬場に入ってから暴れ出した。

 

暴れ馬は怖い。騎手(33)は振り落とされてしまった。

 

出入り口に警備員がいたが、扉を閉める間もなく、430㌔の暴れ馬は飛び出した。

 

場外へ出た脱走馬は軽乗用車にぶつかった。軽乗用車は対向してきた乗用車と正面衝突。軽乗用車を運転していた男性(64)が頭を強く打って死亡した。

 

どういう管理をしているのか、この競馬場では脱走する馬がことし3件も発生していた。

 

〔フォトタイム〕

 

東京メトロ銀座線浅草駅地下商店街その1

この下に広がる浅草地下商店街は、昭和291954)年につくられました。

 

 

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