2013年07月

けさの「よみうり時事川柳」に、<初公判ギョーザ事件の味忘れ>というのがあった。日中関係をおかしくした毒ギョーザを忘れるわけにはいかないが、たしかに起訴から裁判までが長すぎた。

 

中国製冷凍中毒事件が発覚したのは20081月。逮捕された製造元「天洋食品」の元臨時従業員(39)が起訴されたのが20108月。3年という歳月を経て初公判が730日、ようやく河北省の中級人民法院(地裁)でひらかれた。

 

けさの読売新聞によれば、中国の刑事訴訟法は原則、起訴から36か月以内の判決を義務づけるという。特殊な状況では延長可能だが、「3年にも及ぶ事案はあきらかにふつうではない」(北京の弁護士)とか。

 

記事をつづければ、今回の法廷では日本への異例の配慮が感じられたという。日本報道陣用に傍聴席を2席用意。法院前で結果を待つ他の日本報道陣にも法院の施設の一室が開放され、お茶も提供されたとか。

 

中国の首脳陣は、どういう判決を下すか、ずっと悩んでいるにちがいない。重い判決は中国の世論を刺激しかねない。かといって、軽い判決では日本の世論の反発を受ける。

 

どこに落としどころを持っていくか、河北省の地裁より北京の中南海で熱心に討議されているのではあるまいか。

 

〔フォトタイム〕

 

にっぽり繊維街その3

こんな看板がありました。

 

 

民度とは、なんだろう。小学館発行の「大辞泉」によれば、民度とは、<国民や住民の生活程度。また、経済力や文明の進歩の程度>という。

 

サッカー東アジア杯の日本―韓国戦で観客席に「歴史を忘れた民族に未来はない」という横断幕が掲げられたことに対して、下村博文文科相は30日の記者会見で、「その国の民度が問われると思う」と述べたという。

 

ずいぶん思い切ったことをいったものだ。考えてみれば、これは相当にキツイことばである。あなた方は、その程度の国民なのか、といわれたことに等しいのだから。

 

これに対して、韓国の世論がどう反応するか。

 

下村文科相はまた、「もしこれが日本国内であったら、他のサポーターが止めたのではないか」とも語ったという(今夕の朝日新聞)。

 

これもまた、韓国に対するかなり刺激的なことばだ。

 

挑発的な下村発言に韓国の国力の増強を感じた。もし、昔のようなひよわな韓国だったら、下村さんもここまではいわなかったと思う。

 

韓国は強くなった。その分、強いことばで批判されるようになった、ということだ。

 

〔フォトタイム〕

 

にっぽり繊維街その2

にっぽり繊維街の加盟店は65店舗にのぼります。

 

 

以前、「クールジャパンって、なんですか」と聞かれたことがある。「アニメとかゲームとか、日本の得意な分野で世界で高い評価を受けているものがありますが、そういうものをクールジャパンといってるようです」と一応、答えてみた。

 

あきらかにこれでは説明不足だった。

 

「潮」8月号でエコノミストの門倉貴史さんの論文、<「クールジャパン」でアジア市場を開拓せよ>を読んで、クールジャパンの由来を初めて知った。

 

<そもそも「クールジャパン」とは、2002年に米国のジャーナリストであるダグラス・マグレイ氏が、日本の文化はGDP(国内総生産)などの経済指標では測れないソフト・パワーを発揮しているとして、「クール指数が世界第一位だ」と外交政策誌上で論じたところからきている>

 

<つまり、ゲーム・マンガ・アニメといった日本のコンテンツ産業そのもの、あるいは日本のコンテンツ産業が海外で高い評価を受けている現象を指すことばが「クールジャパン」だ>

 

門倉貴史さんによれば、最近ではコンテンツ産業に加え、食材や伝統産業・家電製品・自動車など、より広範囲な日本の文化全体を指す場合もあるという。

 

だとすれば、日本経済活性化の突破口は、クールジャパン戦略といってよい。

 

〔フォトタイム〕

 

にっぽり繊維街その1

JR日暮里駅南口を出て右の方向へ行くと、にっぽり繊維街があります。

 

 

けさの産経新聞によれば、ニューヨークで語学研修旅行中、行方不明になっていた埼玉県の私立高校1年の男子生徒(15)が無事に保護されたという。

 

他人事ではないと思った。

 

ニューヨークにかぎらず、どこかの大都会で、たとえば東京でも、いつ、なんどき、自分も仲間とはぐれるかもしれないからだ。

 

男子生徒は724日夕刻、メトロポリタン美術館を見学後、地下鉄で移動中に他の研修メンバーとはぐれた。

 

記事によれば、男子生徒は宿舎への帰り方を尋ねたものの、うまく伝わらず、発見されるまでの2日間、地下鉄を乗り継ぐなどしてマンハッタンを寝ずに彷徨(さまよ)っていたという。

 

ニューヨークの地下鉄は24時間営業。深夜には人けがすくなくなるため、怖かったと話していたという。危ないところだった。なにごともなく、ほんとによかった。

 

男子生徒は28日午後、繁華街のタイムズスクエア付近にいたところをニューヨーク在住の日本人に発見されたが、2日間、所持金を節約するため食べものをほとんど口にしていなかったという。

 

男子生徒がタイムズスクエア付近にいたのは、ここが訪問先の一つだったからだという。

 

さて、はぐれたときは、どうしたらよいか。

 

とてもわたしには妙案を出す自信はないが、まず大切なのは、行動を開始する際、最低、宿舎のアドレスをメモしておくことだろう。

 

また、事前にはぐれたときのことを打ち合わせておく必要がある。たとえば、はぐれて30分は、その場を動かないとか、1時間経っても合流できないときはタクシーで宿舎へ戻るとか、どんなかんたんなことでも確認事項として事前に周知徹底しておいたほうがよい。

 

……と、いわでもがなのことを書いたが、いいマニュアルがあったら教えて下さい。

 

〔フォトタイム〕

 

東京都中央区役所その7

中央区役所の住所は中央区築地1丁目11号です。

 

 

 

日本維新の会の橋下徹共同代表は、結局、辞意を撤回し、留任することになった。参院選のごたごたのなかで、橋下さんは多くのことを学んだと思う。それは政治家として成長するうえでの試練であり、決してムダではなかった。

 

昔、横浜市長の飛鳥田一雄さんにインタビューしたことがある。社会党の委員長に選出され、横浜を去る数日前であったように思う。

 

はっきりいって、飛鳥田さんは、社会党の委員長より、横浜市長のほうがよっぽど面白いと思っていたはずだ。

 

横浜市長には多数のスタッフと資金があった。それに比べたら野党第一党のトップといったところで、そのスタッフも自由になる資金も知れたものだった。

 

だから、飛鳥田さんには、野党第一党の委員長として永田町へ凱旋するという気負いはすこしもなかった。唯一、あったのは、この日本は自分を必要としている、という高揚した気分と使命感だけであったと思う。

 

橋本さんも本心では飛鳥田さん同様、中央政界より大阪市長のほうが面白いと思っているはずだ。しかし、それもせいぜい2~3年の話。やっぱり国政選挙の洗礼をうけ、バッジをつけて中央政界へ出てくるのが公党のトップになった政治家の責務であろう。

 

〔フォトタイム〕

 

東京都中央区役所その6

コンサートや映画鑑賞などで、真向いにある銀座ブロッサムにはときどき行きます。

 

 

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