以前、日本の刑務所で受刑者のいうがままに覚せい剤を買ってあげていた刑務官がいた。ふるめかしい言い方をすれば、看守と囚人。圧倒的に前者が優位に立つはずなのに、そうでもない。
アメリカでも、とんでもない関係にあるようだ。
今夕の朝日新聞によれば、アメリカのギャングのメンバーが、メリーランド州ボルティモアの刑務所に収監されながらほぼ自由に活動していたという。
FBIなどは23日、服役中のメンバーや刑務官ら25人を麻薬の密売やマネーロンダリングの罪で起訴。その行状がなんともすごい。
記事によれば、ギャングたちは刑務官に高級車を贈るなどし、麻薬などを持ち込んでいた。
なかでも殺人未遂容疑で2009年から収監されていたギャングの幹部(36)は女性刑務官の4人を妊娠させたという。いったい、塀のなかの秩序はどうなっているのだろう。
〔フォトタイム〕
東叡山清水観音堂その4
人形供養の碑にはこう刻まれていました。