2013年04月

以前、日本の刑務所で受刑者のいうがままに覚せい剤を買ってあげていた刑務官がいた。ふるめかしい言い方をすれば、看守と囚人。圧倒的に前者が優位に立つはずなのに、そうでもない。

 

アメリカでも、とんでもない関係にあるようだ。

 

今夕の朝日新聞によれば、アメリカのギャングのメンバーが、メリーランド州ボルティモアの刑務所に収監されながらほぼ自由に活動していたという。

 

FBIなどは23日、服役中のメンバーや刑務官ら25人を麻薬の密売やマネーロンダリングの罪で起訴。その行状がなんともすごい。

 

記事によれば、ギャングたちは刑務官に高級車を贈るなどし、麻薬などを持ち込んでいた。

 

なかでも殺人未遂容疑で2009年から収監されていたギャングの幹部(36)は女性刑務官の4人を妊娠させたという。いったい、塀のなかの秩序はどうなっているのだろう。

 

〔フォトタイム〕

 

東叡山清水観音堂その4

人形供養の碑にはこう刻まれていました。

 

 

きのう未明、浜松市の茶畑と斜面で地滑りが起きた。さいわい人的な被害はなかったが、原因はわかっていない。

 

大雨によるのか、それともべつの原因なのか。

 

地滑りと富士山の異常現象と結びつけるのはあまりにも短絡的だが、どうも気になる。

 

地滑りのほかに、富士山周辺では河や湖の水位が極端に下がったり、地割などが目立つ。

 

富士山が暴れたら、アベノミクスどころではない。

 

富士山は美しい。されど富士山は怖い。

 

いまのところ、専門家の多くは楽観的なのが救いである。

 

〔フォトタイム〕

 

東叡山清水観音堂その3

これが人形供養の碑です。

 

 

因果関係というのは、如何ともし難いところがある。円安がすすめばイカが食べられない、というのもその一つだ。

 

円安とイカ。イカがすべて輸入されているのなら、わかる。しかし、日本はイカ漁が盛んな国。いったい、どういうことか。

 

問題は重油だ。夜、ライトをつかうので、ほかの魚よりも燃料がかかるのだ。

 

コストがかかって採算がとれないというので、1000人の漁師が組織するイカの漁協では26日と27日の両日、全国一斉に漁を休むという。

 

これでは、寿司屋からもイカが消えてしまう。

 

漁協の幹部が政府に泣きついていた。

 

ただ、円安に苦しむのは、イカ漁だけではない。農水省の判断に注目したい。

 

〔フォトタイム〕

 

東叡山清水観音堂その2

石段を降りて真っ直ぐ行けば、不忍池です。

 

 

 

中国政府は、四川地震に対する外国からの見舞いや援助をことわっている。最初、どうして外国の善意を素直に受けないのかな、と思ったが、それなりの理由があるはずだ。

 

たしかに善意の押しつけが、耐え難い負担となるときもあるのだろう。救助隊の現場までのアクセス、宿泊先の手配などのめんどうをみなければならない。

 

現場は、それでなくとも混乱している。

 

これは日本の震災時におけるボランティア活動にもいえる。現地でめいわくをかけないためには、寝泊まりから食事まで、すべてを自分の責任でまかなう覚悟が必要だ。

 

ただ、中国政府は、各国からの義捐金は喜んで受け取るべきであろう。被災地はのどから手が出るほど、復興資金がほしい。

 

今回、倒壊校舎が話題になっていない。前回の教訓が生かされているのは不幸中のさいわいだ。

 

四川大地震の校舎倒壊で、たくさんの小学生が亡くなった。その家庭を追ったテレビのドキュメンタリーに胸が痛んだ。

 

自分の子どもが行方不明なのに、必死で教え子の救助にあたった女性教師の献身的な行動がいまも忘れられない。

 

〔フォトタイム〕

 

東叡山清水観音堂その1

上野の山にある東叡山清水観音堂は、人形供養で知られています。

 

 

ボストン・マラソン爆破事件で兄弟容疑者を追いつめたのは、カメラの目だった。平常の監視カメラはもちろんだが、今回は群衆の無数ともいえるカメラから犯人像がとらえられた。

 

マラソンというイベントだけに、カメラがふんだんにあった。いずれにしても、写真にはさまざまな情報が織り込まれている。カメラはウソをつかないのだ。

 

もう一つ、重要な働きをしたのが、上空からの特殊撮影だった。これでボートに隠れていた弟容疑者をあぶり出した。

 

兄容疑者が射殺され、頭に血が上っているのだから、ひとつまちがえば、何人かの犠牲者が出たかもしれない。

 

監視カメラを毛嫌いする人がいる。プライバシーが侵害されるというのだ。しかし、監視カメラがどれだけ、犯罪防止に貢献しているか、はかりしれない。

 

至るところに張り巡らされたカメラの目は、社会の秩序を維持するための欠くべからざる装置である。

 

〔フォトタイム〕

 

渋谷センター街その7

なかなかエキサイティングな街でした。

 

 

 

 

 

 

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