今晩、隅田川の花火大会があるという。テレビでも放映するが、花火はやはり現地でみるものだろう。ただ、それには、かなりの準備と労力が必要だ。
隅田川の花火は浅草の吾妻橋の上から眺めたら、最高とは思うが、現実はけっこうきびしい。第一、吾妻橋に近づけるかどうか、わからない。
いまの事情はよく知らないが、幸運にたどり着いたとしても、橋の上で心ゆくまで花火をみるなんて、できるわけもない。立ち止まることもご法度のはず。
昔、上野の山で、パンダやモナ・リザ、ミロのビーナスをみたときのように、歩きながら、花火見物ということになる。
その一方で、隅田川に浮かんだ屋形船で一杯いただきながら、花火を堪能している方々がいらっしゃる。一体、この人たちは、何か月前から、どのくらいの予算で予約しているのだろうか。
負け惜しみではないが、仕掛け花火もいいけれど、子どもの頃にたのしんだ線香花火も懐かしい。パチパチと火花が散って、赤い玉が落ちそうで、落ちない。そこに、ホタルが飛んできたりして、田舎の夏は風情があった。
〔フォトタイム〕
築地川銀座公園その6
「健康こみち」というのがありました。小石が敷き詰められた小道は、足裏健康マッサージの場、というわけです。