500億円という気が遠くほどの巨額な資金が吹っ飛んだというのに、ほかの取引所の下落率は予想以上に低い。

 

むろん、ビットコイン預金者にすれば、多額の損失だが、これだけの事態を考えれば、地球上のすべてのビットコインに取りつけ騒ぎが起きてもおかしくない。

 

各国の財政の責任者も、金融専門家も、学者も、メディアもこぞって、「ほれ、見たことか」とビットコインの末路を予言しているのだ。

 

にもかかわらず、取引所によっては急落した相場を徐々に盛り返している。

 

恐るべし、ビットコインというべきか。オランダのチューリップとは、これはちょっとちがうかもしれない、という気がしてならない。

 

果たして今回のトラブルを救う白馬の騎士があらわれるか。かつ原因をつきとめられるか。再発を防ぐ、万全のシステムを構築できるか。

 

ビットコインの正念場である。

 

〔フォトタイム〕

 

和田倉橋その6

東京は、江戸が遺してくれた景観にずいぶん助けられていると思います。