東国原英夫氏(56)は10日、報道陣の囲み取材で都知事選に立候補することは、「2000%ない」と明確に述べた。2000%というからには、不出馬はまちがいないようだ。
昨年12月、東国原氏が維新の会を離党したうえ、衆議院議員を辞任したときは、東国原氏が都知事として適格かどうかはともかく、都知事選への出馬はかたい、と思った。
その後、予想通り、猪瀬直樹氏の辞任となり、東国原氏はぎりぎりの段階で立候補を表明すると予想していたが、はずれてしまった。
東国原氏は、都知事選への出馬の意志はまったくなかったとしているが、それは本心ではあるまい。
2011年の都知事選で獲得した169万票を、決して忘れたことはないはずだ。
なにが不出馬への決定的な要因となったのか。
舛添氏とか細川氏とか、下馬評にあがった人たちの顔ぶれを見て、勝てそうにないと判断したのか。しかし、これは当たっているようで、当たっていないと思う。たけし軍団の、負けず嫌いでやんちゃなそのまんま氏には、ぜんぜん似合わないのだ。
もっと、人間関係の濃いところで、原因があるのではないか。
〔フォトタイム〕
JR東京駅八重洲口その5
大丸のショーウインドーを撮ってみました。